空想科学祭2010 辛口感想専用板

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[7] Terra Name:海星 HOME Date:2010/09/01(水) 15:42 [ 返信 ]
【あらすじ】

時は西暦3000年。地球はついに、ワープ技術を手にした。
 地球の存在する宇宙の中には結局生命体はいなかったが、宇宙の外には数多の宇宙が存在しており、生命体も沢山いた。
 その中のひとつに、戦争を仕掛けた地球。
 しかしすぐに負けてしまい、地球はコロニーにされてしまった。
 それから約一〇〇〇年後。日本の厳重地区、東京に住む『ゲージバード』の宇空星也は、ある日、一人の女の子と出会う。
 その女の子は、一〇〇〇年前に地球が戦争を仕掛けたグラウンド人だった。
 その次の日に、星也の学校で重要な発表がされる。
 スパイの役目覆う羽目になった星也は、罪悪感とともにグラウンド人の女の子と地球やグラウンド星を旅をする。

【一言】 
 私はまだまだ未熟なので、ここで指導していただけるとありがたいです。


[93] 安易の影響 Name:栖坂月 Date:2010/10/05(火) 09:24
敗戦国としての地球という発想はなかなかに興味深いものでした。そこを始まりとしながら発展した現代日本をベースに、新しい地球の形を描いているという設定には面白みを感じます。敗戦下にあるにはまったりといいますか、全体的に軽い印象を受けますが、時間の経過を考慮に入れればおかしくは感じません。むしろ千年もそのままであった方が不自然に思えました。
テラとの出会いから、観光と称した諜報活動へと移行するのですが、流れ自体は自然で淀みを感じません。そこでのエピソードに少しばかり不自然さを感じることはありましたが、一通りの筋立ては揃っており、しっかりとしたわかりやすい物語となっています。やや尻切れトンボな感覚は残りますが、ここで終わりというのはアリでしょう。多少難はありますが希望的な未来を予測できるだけに、明るいエンディングであったと思います。
ただ一方で、少しばかり安易な設定が見えたことは残念でした。特に根幹である諜報活動へ至る過程が、少し雑に感じます。いくら情報が封鎖されて相手側の情報が欲しいとはいえ、国家機密であるところの開戦情報を一介の高校生に流すとは思えません。まして訓練もされていない一般人に依頼など、さすがに首を傾げます。目的や理由は伏せた上で、向こうで集めてきた情報を吸い上げるのが定石でしょう。むろん、そのための布石や工作を裏で操作する必要はあるでしょうが。主人公達が表の人間である以上、表立っての諜報活動など大して意味のない行為であろうと感じます。相手国に対する一種の警告や牽制にはなると思いますが。
正直、テラと周囲を取り巻くエピソードで、この辺りの不自然さを押し流してくれるだけのパワーがあれば、あるいは気にならずに済んだのかもしれません。しかしその域には、少しばかり足りなかったという印象です。いっそただの観光だったのに捕まっちゃったという形の方が、しっくり納まったようにも思えました。
問題は設定なんですよね。その部分、つまり書き始める前の準備にもう少し気を配れば、とても綺麗な作品に仕上がっていたような気がします。そういう意味では、惜しいという印象の強い作品でした。面白いと感じる部分も多かっただけに、尚のことですが。
何だか好き勝手書いてしまいましてすいません。
長文乱文失礼しました。


[122] RE:Terra Name:84g HOME Date:2010/10/13(水) 21:23
全体的に、海星さんの発展途上さを感じました。


まず、キャラクター作り。
唐突なまでに優秀なメンバーが揃っているのも違和感がありますし、
そのメンバーの誰もが独自の思想を持っていないのも、ご都合主義というか、作りこみの浅さを感じます。
作劇上、グラウンド星に行くキャラクターは星也ひとりで充分に見えます。
命の危険がある場所に葛藤もなく仲間を誘うというのも不自然ですし、
そこまで各々の才能を発揮させるシーンもありませんし。
そもそも星也自身が天才設定なので、他のキャラが居なくとも成立しそうですし。
会話も率直過ぎて、キャラクターが生きていないというか、薄っぺらい。
もうちょっと、キャラクターひとりひとりの内面の設定をすべきではないか、そう感じました。

他にもグラウンド人の残酷さの説明とかもありますが、
その部分での説明も、地球人の歴史になぞらえて突出しているとは感じませんし。
少なくとも俺はアメリカの核兵器使用をやむをえないとは言いたくないし、
大量虐殺なんて、日本ですらゴロゴロ前例があります。
5時間の睡眠と15分の食事というのは過酷とは思いますが、地球人の前例でこれを凌ぐのは珍しくもなく。
むしろ、平等に球形が与えられている時点で、比較的温厚とすら言えます。

戦勝国であるグラウンド星が文化を残してくれる、というだけで多大な温情だと思いますが。
現在の日本の教育やら文化だと主張する物にも、アメリカ政策が含まれてるぐらいですし。
そもそも、グランド星は地球の存在を知りながら積極的に攻撃はせず、
あくまでも戦争を仕掛けたのは地球側で、それで負けたからこんな状態になっているわけですが、
地球が勝ったら逆に植民地化(=虐殺してのスペース確保が必要)する気でいたんでしょうから、
それでグラウンド星ばかりを悪役とするには無理があり、テラが裏切る理由としては脆弱。

確かチャットで特区として日本が選ばれる理由の話をした気がするんですが、
本編の理由は、ちょっと説得力はない。
日本の国土はいうほど小さくもなく、国土に対して人口密度だけで考えたらトップクラス。
これならまだ、『あのマンガの続きが読みたいから日本を残した!』とか、
『ベースボールじゃなくて野球を見たいから残した!』とかの方がまだ説得力があるように感じました。
(ログを取ってないので別の人と勘違いしてたら申し訳ない)

SF的な設定にしてみても、多々疑問。
なんというか、戦争シーンをやりたいための伏線と言うのはわかるんですが、それぞれの技術が唐突過ぎる。
ガンアクションとか洗脳とか、中途半端なオリジナル設定が多すぎる。
『設定』=『フィクション』=『ウソ』なわけで、
ウソが多ければ多いほど胡散臭くなり、説明も増えます。
自論ですが、設定上のウソはどんなに大きいものでもいいので、少なめにしたほうがリアリティが出ます。
あえて荒唐無稽な設定を作るならアリだと思いますが、この作風ではただご都合主義に見えるだけ。

あと、作中では磁場浮遊を反重力と定義していますが、その理屈はリニアモーターではないんでしょうか。
空想科学キーワードの解釈は人それぞれだから正しいとか間違ってるではないんですが、
それを反重力、と使うのは、珍しいというか、不適当な気がしました。
で、作中でエネルギー消費も少ないとされていますが、電磁反発という既存技術なのでちょっと理解に苦しむ。
ここは昔ながらの斥力発生とか、重力遮断とか、現実にない技術のほうが受け入れやすかったかと思いました。


あと、別に書き方はひとそれぞれなんですが、
個人的には具体的数字を出しすぎているように感じました。
数字は想像の余地を無くしますし、『五時間の睡眠と十五分の食事』のように不要な疑問を抱かせるかと。

[126] RE:Terra Name:藤咲一 Date:2010/10/14(木) 00:00
二作品目失礼します。藤咲一です。
企画執筆お疲れ様でした。
と、挨拶は程々に、辛口希望の企画作品を覗かせていただいたので、簡単な感想を……

この作品で私が書く事は、厳しい事です。
ストーリーラインは見えます。書きたい事も、熱意も見える。けれど、それに続くはずの設定、構成、そこら辺りが荒い。もちろん、それは文章を含んでの事。
整合性が薄く、規則が曖昧、そして矛盾している。
無理にそれっぽく後付けされたようにも見えます。文化や技術と言ったものは、そうしなければならない理由があって生まれるわけで、それのルールも必然的に存在し、世界を構築する一端を担う訳ですが、この作品の世界は、崩壊している気がしました。
既にある現代や、過去を描くのであれば、それに準ずるわけですが、まだ見ぬ未来を描くのであれば、世界基盤はしっかりとしたものでないと、読者がついていけません。脳内補完も個人によりけり、限界があります。
それを度外視し、ひっぱって行く何かがあれば別かもしれませんが、それでも結局の所、根拠たるものの設定が覆されたら、全てが崩れてしまう可能性があるわけで。
ですから正直、もったいないのです。せっかく出来上がった物語が、歪な設定によって覆されてしまう事はもったいないのです。

と、以上が私の感想です。
好き勝手な感想すいません。
これからも頑張ってください。
藤咲一でした。


[144] RE:Terra Name:石神航 Date:2010/10/17(日) 06:55
 まず、必死に書き上げたことは称賛したい。時に挫折しながら何とか前に向かったのだろうなという苦労の跡は窺えた。しかし、それは若さや未熟さを孕んでいて、どこか危なっかしい。しっかりとした基盤の上で書かれた作品というわけではなく、一つの発想をこの長さまで必死に広げたような感覚だ。
 ハリウッド映画を見ていて、「なぜアメリカだけ、いつもこんなに危険と隣り合わせな設定なのか」と首を捻ったことはないだろうか。なぜそこだけ孤立するのか、なぜそこでなければならなかったのか。先に指摘あるようだが、その位置づけが弱いのだ。
 同じような理由で、なぜ校長は易々と異星へ子供らを送り出したのか、周りの大人や権力者たちはなぜ許可したのか等々、設定面で疑問が残る。些細なことであっても、上手く騙して欲しいのが、読者としての本音だ。
 物語の筋よりも、やはり設定が気にかかるのは、練り込みが足りないからだと言われても仕方ないのかも知れない。
 物語は遙か未来なのに、目の前に広がるのは現代と同じような風景、極端に発達したと思われる技術こそあれ、人々の暮らしが劇的に変わることはない。閉鎖された空間だから、というのは詭弁に過ぎない。結局は、自分の見えている世界以外に広がりがないのだ。同じ事がグラウンド星の描写にも言える。技術レベルが地球と大差ない、とはいえ、全く違う発展方法をした異星であるにもかかわらず、やはり現代日本と全く同じ描写では、面白味に欠けてしまう。
 壮大な物語であるにもかかわらず、舞台や人物の描写が薄っぺらく感じてしまうのも、勿体ないところ。残念ながら、作者の考えるほど読者の目には大きな物語には映っていないのだ。どこかの小さな国と、隣国に偵察に入った子供らの物語ではないかと言われても、全く違和感ないというのはなかなかに厳しいものだ。
 他、多々気になるところはあったが、やはり作り込みの甘さ、未熟さが目立った。しかし、これだけの文章を連ねるという力は見事なもの。今後は更に地盤を強固にして、より深みのある話が書けるようになればと期待する。


[163] 読み方ひとつでしょう Name:饅頭は空を飛ぶ Date:2010/10/26(火) 06:29
(- -)何だかドえらく突かれているなあとここの板を眺めておりました。こんにちは、拝読しましたので感想です。通常板でも良かったのですが…色々と考えた末。敢えてこちらで失礼しますね。

ブラックジャックとピノコにオスカルとアンドレ…何故にこんなストーリー本筋と違う小ネタ所で我、楽しんでんだろうと思いながら(笑)。うおー、戦争(後にスパイと判明)もので学生(生徒会)ときたもんだと、ぶっ飛びで読み始めていました。最初、戦争という言葉が出てきて生徒会。コロニーときてガン○ムが頭に勝手にちらつき。政府や盗聴、盗撮器…
何が言いたいのかといいますと、小説というより、漫画なのですね(苦笑)。何故に戦争に生徒を…。漫画と小説の大きな違いは、漫画は、誇張表現です。ぶっ飛んで馬鹿馬鹿しかったっていいんです。ぶっちゃけ現実・実際に有り得ない方が面白いんです。ですから予め漫画だとそう思って読みましたら、しっくりくるのですよ。それで有り得ないと設定で分かりながらも最後、テラというキャラクタにとても好感を持ち、生きてたらいいねと読了しました。キャラクタの交流、そこは楽しんで何だかんだで、良かったなーと思います。途中でニヤリと笑いましたし。何故にコスプレ(遠い目)。
ですがまあ、とはいえ、舞台の整合性を考えてみると先のご指摘通りに矛盾だらけ隙だらけで、要素はパラパラと散らかった印象で纏まった感じには受けませんでしたので、ここは漫画とか小説うんぬんではなく目的一環したストーリー構成で見せて頂きたかったかなという点で。長編のご執筆が初めてでしたなら、これから是非頑張って頂きたいと願いつつ感想を締めさせて頂きます。好き勝手言いまして申し訳ございませんでした。参考になれば。

企画作おつかれ様でした。



  


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