空想科学祭2010 辛口感想専用板

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[3] 新人類 Name:尚文産商堂 HOME Date:2010/09/01(水) 00:22 [ 返信 ]
あらすじ:俺達は、兵士をつくっていた。だが、創り上げたのは一人の少女だった。彼女にその事実を隠し続け、俺は彼女を育て上げることにした。兵士としてではなく、一人の女性として

一言:後学のため、よろしくお願いします。

[9] RE:新人類 Name:84g Date:2010/09/01(水) 19:53
キャラクターの動きに違和感。
普通の刑事は個人で動くものでもないので、その警察官個人を消失させても時既に遅し。
そのことに気が付かずに愛が消している点から、愛の短絡思考、という表現になってしまっている。
そういう短絡思考キャラが5年間も人を消さなかったのか? と疑問ですね。
上記の理由から証拠隠滅として車を移動させるのもさほど意味がありませんし。

そして、警察にしてみても動きが遅すぎる。
同僚が容疑者のところに行ったきり帰ってきてないで、一週間+二日もなにもせずというのは日和見過ぎるのでは。
あと、機動隊まで出張る事態で、インターフォンは鳴らさないんじゃないかな、と思うのですが。
危険物扱いされているということですし、それでインターフォン=奇襲作戦の放棄、ということになるので、相手に考える猶予をあたえることに。

そして、
「そのことと全く同じ方法で、本日、ある家が焼かれました。一つ違っていたのは、あなたが病院に担ぎ込まれてから1時間ほどした時に起こったこと。つまり、あなたは無関係です」
このセリフも理解に苦しみます。
放火の手法はそう多いものでもないし、模倣犯というのも居る。
5年も経ってから『同一犯の犯行』と決めるのも無理がありますし、それで『アリバイがあるからアンタは無罪』も暴論でしょう。
というか、冒頭で記された『床一面にガソリンをまき〜〜』という手法は、内部の人間で無いと難しい手法だと思うのですが。


>愛を育てていくうちに、それでいいんだろうかと自問するようになってきた。だから、俺は愛をつれて帰ってきた。
研究だったらすぐに発表したほうが利潤があがりますし、そこまで間を置かないかと推察します。
そして、その少ない間で『情が移った』っていうのはありえないとは言いませんが、感情移入はできません。


SFとしてなら、愛がどうやって人を消すのかといった説明も欲しいですね。
ただ消しましたと言うだけなら魔法の類ですし、空想科学的な説明を求めたい。
オチやキャラクター、ストーリーがミュータントモノとしては普通すぎるのも個人的にマイナス。


総評としては、全体を通して『作者の都合と視点』でキャラを動かしてしまった印象があります。
もっとキャラクター個人の状況と目的意識をしっかりもち、その上でちゃんと行動させると良いのではないかな、と。
そして、もっとも気になったのは5年という経過。
作劇の上で全く必要を感じず、むしろ逆効果に感じました。
愛の性格からして、5年経って初めて人を消したというのも違和感が有りますし。
それに5年も経ってから捜査の手が及ぶというのもありえなくはないが、不自然です。
安易に時間経過と場面転換を繰り返しすぎて、その都度に緊迫感を薄れさせている印象。
仮定の話になりますが、俺だったらこれは全て1日の間に起きた出来事としても表現しますね。



あと誤字指摘とか。
服の上からはいた肘まである白い手袋をつけたままで
>調べると、手袋は付ける、着る、はめる、だそうです。 穿くは下半身関連だけ。

愛が出て言ったままになっているかと思ったが
>いった、が誤変換。

ぜんぜん出会っていないし、
>一般的に、出会うというのは初対面に使う。

[14] RE:新人類 Name:招夏 Date:2010/09/02(木) 15:49
少し辛口になりそうな予感がするので、こちらにお邪魔します。

こんにちは〜
拝読させていただきました。
錬金術のホムンクルスを連想させる作品ですね。

結局、愛はどうすることを選択したんでしょうか。やっぱり時効待ち?気に入らなければ殺してしまうというところ辺りが、少し後味が悪かった気がします。

それから、

>愛を育てていくうちに、それでいいんだろうかと自問するようになってきた。だから、俺は愛をつれて帰ってきた

という場面、
愛を連れて帰ったのは、友人を殺した直後だと思うんですが、いつ心変わりをしたんでしょうか?一日二日育てたくらいじゃ、愛情は湧かないと思うのですが……

[20] RE:新人類 Name:一二三四 Date:2010/09/03(金) 00:25
 読みましたので感想をば。
 この話をこれだけの尺で書こうとするから無理が出るのではないかと思います。最初のシーンから次に五年月日が飛んで、それから急展開。警官が殺されて娘が殺して娘のおかげで罪が不問になって……。正直な話感情移入とかそれ以前にあらすじを読まされているだけのようで、なんとも云えない感じです。
 既出ですが無罪になるのは暴論かと。Z機関が生きていて、根回ししているならばまだ理解できたでしょうが。
 それと兵士を作ることに成功した段階で人権云々というのもおかしな話です。小説は現実味があれば良いというものでもありませんが、せめて作中での正当性が示されないことには、価値基準を現実に置くより他ないために無理のある設定に見えます。
 Z機関、軍の研究、大時代的な設定が盛りだくさんなだけに終わり方も『取り敢えず』という風に見えてしまって残念でした。
 ではでは乱文悪文失礼失礼しましたm(__)m


[22] RE:新人類 Name:石神航 Date:2010/09/03(金) 11:02
 新たな生命の生成、そして科学者と実験体の末路という筋書きには既視感があるが、それ以上に今作で問題なのは、他のレビュアーからの指摘通り、ご都合主義敵展開が過ぎることであろう。納得のいく展開がどこにもないのは、読んでいて辛いものだ。
 液体から人体を生成するアイディアはまあまあ面白いが、どうも思いついたまま文を重ねたに過ぎぬような気がする。表面上でストーリーを繋げるばかりで、肝心の中身がない。
 一体何を訴えたくてこの話を書いたのか。アイディアの公開媒体として小説という形式をとっているだけだとしても、せめて登場人物への感情移入が出来る程度まで、心理描写を入れていただきたいものだ。今の状態では、一人称の利点が全く生かされていない。
 まるでレポートを読まされているかのような感覚だった。
 不要な接続詞が多かったり、あちこち頭を捻るような表現があったりと、推敲も足りない印象。他レビュアーも指摘しているが、この内容でこの長さは、無理がある。
 特に気になったのは、人間として育てられてきた愛の心の動きのぎこちなさだ。自分の存在が何かを知ったとき、単純に受け容れ可能だろうか。実は非嫡出子であったというだけでも、精神的に立ち直れない人もいるのに、愛の反応は不可解だ。兵士として生まれたから、その力で邪魔な存在を消し、父親を守る? 筋書きとしては綺麗かも知れないが、現実味のない書かれ方が、更なる違和感を生み出している。
 せめて少しでも調べ物をしてから書く、登場人物の心の変化を抜き出して考えるなど、違和感を取り除く方法はいくらでもあるはずだ。単純に文章を連ねるのではなく、読者がどんな読了感を求めているかまでわかるようになれば、ぐっといい話を書けるようになると思うのだが、難しいだろうか。
 ここから先は余談である。主人公や警官のフルネームなど要らない。物語に直接響くのでなければ、短編での名乗りは不要だと、個人的に思う。


[28] 【感想板より強制移動】読者意識を Name:饅頭は空を飛ぶ Date:2010/09/04(土) 22:42
恐らく辛口版の方に評が集まってしまいそうなのと、それだと辛口を全く見ない方の参考にならないので、こちらで感想です。

辛口板の方の指摘と重複してしまいますが、執筆中と読み返した時の温度差というものがあります。だから必ず推敲は何十回でも必要です。
何となくですが、作者様は長文書きというより短文書きといった印象が過去作を少し拝見してみると、あります。文章で書こうものなら、文章と文章の繋ぎや「流れ」「間」といったものが不可欠で、書き込まなければ読者側は想像できずもしくは移入できずついていけません。短文による視覚効果を狙うのか、長文による情趣効果を狙うのか。どっちつかずがひとつ失敗してるのではないかあと思います。それはストーリー内容にも言えることで、決して内容的には悪くはないのですが、何処を一番に表現したいのか解らず納得は読後でできないといったマイナス感触。心情面を出したいのなら、終始明らかに書き込み不足。これをベースに、骨とするなら肉や皮のついたのを読みたいですね。おおまかにですが、以上が感想です。

それでは。


[31] 【感想板より強制移動】成長と進歩 Name:栖坂月 Date:2010/09/04(土) 22:55
作品と共に他の方々の感想も読ませていただきました。尚文さん自身も感じている部分はあろうかと思いますし、私が同じ言葉を重ねることに意味は感じません。今は少し腹立たしいと感じられることもあろうかと思いますが、一つ一つ受け取って自身の糧としてください。
で、あえてこちらに書いた私の申し上げたいことは、この一年の変化です。正直、去年の設定をベースにして話を作ってきたらちょっとなーなどと思っていたのですが、アイデアを一から作って向き合ったことは一つの進歩だと思います。もっと腰を据えて、書き急ぐことを自戒できるようになれば、作品は自然と形を変えていくだろうと感じました。
私は小説と向き合う時、他人の用意した回答を頼らないようにしています。もちろん参考にすることはありますが、その世界でそのキャラが掴み取る答えは、その場限りのことだと思うからです。この作品において『愛』が何を求めて何を得たのかがハッキリ見えていれば、印象の違った作品になっていたように思います。
すんません。結局ちょっと辛口になってしまったかもしれません。でも前を向いて進んでいることは、この作品から読み取れました。次の作品に期待させていただきます。


[51] RE:新人類 Name:藤咲一 Date:2010/09/16(木) 21:05
はじめまして、藤咲一です。
企画執筆お疲れ様でした。
と、挨拶は程々に、辛口希望の企画作品を覗かせていただいたので、簡単な感想を……

設定が面白いですね。
無から人を作り出す。それも科学の力で。
SFとしても期待せざるを得ない設定でした。
しかし、惜しむらくはその見せ方。
見せていただいた世界を、ただ撫ぜるだけ、その様なイメージがありました。
全くの空想世界とするならば、説明が足りませんし。
現代の延長とするならば、違和感があります。
周囲の状況、行動などの事です。
その接合部分をもっと描写によって、セリフによって、滑らかに接合されれば、SFとして、世界を形成できると思いますし、厚みが増すのではないかと思います。
また、合理性と納得のライン。
主観的な登場人物の背景がわかれば、どういった行動などを取るか、想像し、人称の共感へ繋がるでしょうし、愛との別れや、その後など、印象深い物になるのではと思いました。
といっても、自分の事は棚に上げている私ですから、適当にスルーしておいてください。

と、以上が私の感想です。
好き勝手な感想すいません。
これからも頑張ってください。
藤咲一でした。


[70] 見せたいもの、見せなくてはならないもの Name:独行道アマチュア戯作者 Date:2010/09/20(月) 10:27
小説を一度でもお書きになられた方にならご理解いただけると思うが、小説を書く際には「あの光景を描きたい!」というパッションが強い執筆動機になることが多い。その光景をいかにイメージ通り描き出すかが小説家の腕の見せ所なのである。

なぜこんな話を枕にしたのかというと、この作品は良くも悪くもそのパッションが前面に出過ぎていると感じたからだ。

この作品において核となるもの(=作者様が一番描きたかったもの)は主人公と愛との別れだろう。創造主(親)を守るために身を挺し戦う人造人間・愛。この作品を見渡した時、主人公と愛の別れのシーンは印象的かつ鮮やかに描き出されている。それは純然たる事実だ。
だが、“一番書きたいもの”にまで到達するまでに、色々と無理がある。設定が詰められていない印象がある。
筆者が感じたのは「時効」に関する扱いだ。
この作品においてキャラクターたちには日本人の名前がつけられており、愛を生み出す過程でのオーバーテクノロジー以外には現代とさして変わらない生活レベルが描かれている。この作品は近未来の日本であることが示唆されているのだが、現実には2010年の刑事訴訟法の改正によって殺人罪に対する時効そのものが撤廃されている。つまり、(もしもこの作品世界が近未来の日本だというのなら)愛の「25年後」という約束に意味がなくなってしまうのである。

見せたいもの、この部分に関して筆者は何も言うことはない。ただ、見せたいものを魅力的に見せるためには、読者側に“見せなくてはならないもの”がある。もう少し“見せなくてはならないもの”に拘れば、もっとすばらしい作品になったことだろう。


好き勝手申しまして、申し訳ありません。


[112] RE:新人類 Name:桂まゆ Date:2010/10/10(日) 12:59
お久しぶりです。
腐った物書き、桂です。
作品を拝読致しましたので、簡単な感想を綴らせて頂きます。

作者様が描きたかったのは、「科学者である主人公とその主人公によって造られた生命体」の物語であると思いました。
その上で、違和感を覚えるのが主人公の行動。
自分が罪を犯していることをわきまえた上で、名前も変えずに(人工生命体を養子縁組みをして)普通に生活をしている。
また、人工生命体である「愛」が「兵器」として目覚めた後も、今までと同じ日常があると信じている(とは描かれていませんが、そのように見えました)。
その姿は「科学者」でも、まして「父親」でもない。
何故、「愛」を守ろうとしないのか、と。
「娘」を愛する「父親」を描く。今の作者様には難しいかもしれませんが、いつか描いて頂きたいと思いました。

以上、そんな人間ドラマを見たかったと思ったのは、私の勝手な願望でした。

好き勝手書いてしまい、申し訳ありません。
これからも、がんばって下さい。

[130] RE:新人類 Name:ハセガワハルカ Date:2010/10/15(金) 14:50
 も っ た い な い
 それが、読後に強く残った印象でした。ハセガワハルカです。
 設定、登場人物。ともに非常に好感が持てる要素でした。文章の方も良い意味で淡々とした表現で、読み手を引きこむことに成功していると思います。
 だがしかし、ストーリーが……。
 主人公は結局何がしたかったのか。警察、いくらなんでも無能過ぎないか? 
 しかしそんなことは些細なこと。もっとも残念だったのは、終始なにがしたかったのかわからないストーリー構成です。ブレにブレまくる主人公。
 こう、テレビをつけて、たまたまやっていたドラマを途中から見せられ、しかもエンディングを見ないでテレビを消されてしまった気分です。
 つまり消化不良。
 オチはまとまっているように見えて、実は投げっぱなしなんですよね。彼ら個人になんらかの目的があったわけではないように見えるので、結局ストーリーの主旨がなにひとつ明かされないまま終わってしまったという印象です。
 色々書きましたが、これ意図的に曲解して、愛ちゃんの心情を無理やり脳内保管しながら読めば、何とか楽しめました。愛ちゃん可愛いよ愛ちゃん。いまのところ、今企画の中で最も気に入ったキャラクターです。

 勝手に主題歌「さよならを教えて 〜comment te dire adieu〜」(MELL)


[167] RE:新人類 Name:武倉悠樹 Date:2010/10/31(日) 19:16
些か悩んだけれども、やはりこちらに感想を残させていただきます。

描きたかったのだろうなと思われる主題に対しては非常に魅力的に感じるのですが、その主題の魅力を存分に引き出せていたのか、と考えるとどうしても首を傾げざるを得ないといった印象でした。

SF、というジャンルに限った事ではないですが、現実じゃない世界を描く類のジャンルでは世界観を作る事が非常に難しいと思います。ですが、それ以上に難しいのはそういって逸脱した世界に人というものを軟着陸させ、さらにはそういったカルチャーギャップのある登場人物たちと読者をいかにシンクロさせていくかだと思います。

そういった難しさに果敢に挑んだという意欲作ではあったと思います。

もう少し時間と慎重さを割いてあげて欲しかった惜しい作品だと思います。

偉そうに申し訳ありませんが忌憚のない意見を述べさせていただきました。

執筆お疲れ様でした。

[188] ありがとうございます! Name:尚文産商堂 Date:2010/11/07(日) 22:41
このようなさまざまな感想を残していただき、誠にありがとうございます。

人造人間という概念と、今の科学を組み合わせて自己流のSF作品を作ってみました。が、まだまだ自分の力量は足りていないということを痛感しました。
また来年、あれば挑戦をしてみたいと考えています。

それぞれの感想に個別レスをつけることはいたしませんが、すべての感想は目を通しており、すべてが私のこれからの糧になっている事は、間違いないと思います。

これからもどうかよろしくお願いいたします。


  


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